先日、呑み会や開発者の発言はプロダクトへのアクセス数に影響しないという話をしました。まさにShibuya.trac勉強会とTrac Lightningを例にダウンロード数が全く増えていないことを証明しました。
では、何故でしょうか。そもそも勉強会の参加者は既にTracやTracLightningを利用している人が殆どでした。そこで幾ら宣伝してもユーザは増えない訳です。また、参加者のBLOGでは、何らかの形でTracを紹介している可能性が高いので、参加者のBLOGを読んでいる人もある程度Tracに興味を持ち、Tracを利用している可能性が高いです。だから勉強会への参加の結果をBLOGに書かれまくってもユーザは増えないと思われます。
インターネットは無限の広がりを感じさせますが、実は閉じた閉空間で議論しているのに過ぎないのです。(BLOGを書かれている方には申し訳ありませんが)失礼な言い方をすれば、所詮ガラパゴスなのです。
ただし、実際に会って話をしたり議論するには、コミュニティの活性化には非常に重要です。一人端末に向かって悶々と作業するよりも、みんなで集まって話をした方が「みんな、がんばろう」という気になります。参加者に取って良い刺激になります。
ただ、こういう集まりも成功すれば盛り上がりますが、失敗すれば盛り下がりますので、神経はそれなりに使います。参加者自ら盛り上がってくれると、開催する方も楽になったりします。