FreeNX(NXServer)ってなに?

リモートのマシンから使えるXサーバ。WindowsからLinuxのX Windowを利用するのに便利なツール。画面キャプチャは次のような感じ。Windowsの画面上にLinuxのXの画面が表示されている。

&ref(): File not found: "freenx.jpg" at page "FreeNX";

類似のソフトウェアとして、Xvnc、Cygwin/X等がある。簡単に比較を示す。

  • Xvnc

    Xサーバをサーバ側で起動、画面をバッファリングして、画面のイメージクライアントのマシンに転送。ログインのためにxdm/gdm等の設定が必要だったり、XFree86の設定が必要だったりして面倒。

  • Cygwin/X

    Windows上で動くXサーバ。日本語化とか、インストールとかが面倒。

  • NXServer

    Windows上でカスタマイズされたXサーバを起動し、クライアント(NX Client)とXプロトコルで通信する。Xプロトコルは圧縮された状態で送信されるため、通常のXサーバに比べ転送性能がよい。また、データは暗号化されるため、非常にセキュアである。xdm/gdm不要でユーザ認証が可能で、XFree86の設定も不要。(ただし、フォントサーバを利用する際にはフォントサーバの設定が必要)。Xvnc、Cygwin/Xと比べると設定は最も簡単。

一般的にVNCに比べると非常に高速と言われているが、筆者が試した環境ではそんなに速いとは感じなかった。内部では、Cygwin/Xを利用しているようだ。実装的には、Xサーバの一種だと思われる。

Debianで使ってみよう。

インストール

準備

動作にはlibstc++2.10-glic2.2とsshパッケージが必要となるので入れておく。

# apt-get install libstdc++2.10-glibc2.2 ssh

ダウンロード

NoMachine?のサイトhttp://www.nomachine.com/download.php からNX Free Edition、NX Node, NX Client Desktop Editionのdebをそれぞれダウンロードする。

NX Serverのインストール

ダウンロードしたdebをインストール

# dpkg -i nxclient_2.1.0-6_i386.deb nxnode_2.1.0-7_i386.deb nxserver_2.1.0-9_i386.deb

/etc/ssh/sshd_configに下記の記述を追加

AuthorizedKeysFile /usr/NX/home/nx/.ssh/authorized_keys2

sshdを再起動

# /etc/init.d/sshd restart

クライアントのインストール

Windows版NX ClientをWindowsにインストール。メニューに追加された「NX Client for Windows」からNX Clientを選択し、NX Clientを起動。

日本語の設定

日本語キーボードの利用

デフォルトでは、日本語キーボードで正しく文字を入力することができない。日本語キーボードを利用するには、キーボードの設定を行う必要がある。

NX Clientの「Config」ボタンを押し、「Advance」タブをクリック、keyboard欄のUse other layoutでJapaneseを選択。

&ref(): File not found: "advanced.jpg" at page "FreeNX";

JP106のキーボードでは、backslash、underscoreが正しく入力できないことがある。FreeNX上のコンソールから次のように入力すれば、入力可能となる。

$ xmodmap -e 'keycode 123 = yen underscore' 

ログインする都度上記のコマンドを入力するのは面度である。Linux側の~/.Xmodmapに次のように記述すると、自動的にキーコードの設定を行うことができる。

keycode 123 = yen underscore

漢字キー(半角/全角キー)が設定されていない場合、次のようにして漢字キーも設定しておくとよい。

keycode 49 = Kanji

フォントサーバの利用

FreeNXはデフォルトではフォントが貧弱。X Font Serverを利用すると、Linux上で使える様々なフォントが使えるようになって便利。フォントサーバを利用する場合、サーバ側でxfsパッケージをインストール。ついでに、さざなみ明朝、ゴシック等も入れておく。

# apt-get install xfs ttf-sazanami-mincho ttf-sazanami-gothic

NX Clientの「Config」ボタンを押し、「Environment」タブをクリック、Font server欄Use font serverをチェックし、ホスト、ポート(デフォルト7100)を指定する。

&ref(): File not found: "environment.jpg" at page "FreeNX";

Emacsの設定

半角/全角キーで日本語変換

(global-set-key [zenkaku-hankaku] 'toggle-input-method)
(global-set-key [(meta zenkaku-hankaku)] 'toggle-input-method)
;(global-set-key [(meta kanji)] 'toggle-input-method)

SCIMの設定

SCIMで半角/全角キーで日本語変換FXを行うようにするには、/etc/scim/configに次のように記述

-/Hotkeys/FrontEnd/Trigger = Control+space
+/Hotkeys/FrontEnd/Trigger = Kanji

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Last-modified: 2010-10-19 (火) 21:21:36 (2081d)